結婚する前から備えないといけない、コロナ離婚回避の方法 | 淡路島・徳島の婚活なら結婚相談所ブルーミングマリッジがおすすめ

コロナ離婚などという話がささやかれる最近の事情でありますが、

これってどういうことなんでしょうね？

ちょっと考えてみました。

そもそも最初は毎日会いたいほど大好きで結婚したはずの二人。

ですが離婚も全く珍しくないこの世の中、いつまでもラブラブではない方が普通、というのが世間の認識ではないでしょうか。

確かに私自身も周りの友人（１０年以下くらいの結婚生活）、先輩（２０～３０年）、親や親せき（４０～５０年）を見渡しても

ラブラブで仲がいいカップルはほぼいません。

今までは平日は朝晩の短い時間しか顔を合わせず、ひとりの時間も十分に確保されていて週末も終始いっしょにいるわけではなかったのに、

今はどこにも出かけられず子供の面倒も見なければいけず、慣れぬ在宅勤務をするようになり、２４時間ずっと家にこもっている。

ってそりゃストレスですよね。

ラブラブな夫婦だって今まで自分だけの時間や場所があったり、外で買い物したりお茶したりおいしいものを食べたりする時間でバランスが取れていたものが、

急に生活が変わればそりゃ誰だってストレスなのでは？

もし今回の外出自粛生活で逆に夫婦間がうまくいくようになったとしたら、

あまりにも今までは忙しすぎて家族との時間が取れていなかったのが解消されたり

やりたいけどやれないことが山積していたのをついに手をつけられたり、といったケースでしょうか。

もちろん、今までにも夫婦間の問題があったけどそれが今回の外出自粛で耐えられないレベルに煮詰まってしまった、という人もいると思います。

ですが、本当にそういった夫婦の問題が顕在化しただけなのか、単にこの自粛生活で慣れない生活リズムの変化に対するストレスなのか、まずは見極めることが必要です。

相手が同じことをしてもムカつくこともあれば、笑えることもあります。それは相手ではなく、自分の心理状態の変化なのです。

だからあまりにも簡単に相手のことを責めたり嫌いにならないでほしいなぁと思います。

そして、結婚生活を始める人がこれから気をつけてほしいこと。

もちろんお相手選びは大事です。

これからはまだまだコロナの影響による外出自粛要請のため、夫婦間の距離が近づいていくことが予想されます。

そういった目線でのお相手選びが必要な一方で、それよりもずっと大切なのは結婚後です。

パートナーとの関係性は悪化してしまった場合、いくら後悔して修復しようと思ってもなかなかそれは大変なことです。

けっこう不可逆的だと思っていて、どちらかがお相手に愛想をつかしたりないがしろにし始めたらもう坂道を転がるように悪くなってしまいます。

もし関係がよくなるとしたら、どちらかが単身赴任になって距離を置いた生活をするとか、大病にかかったときくらいかもしれません。

なんせ、どちらか一方がどんなに頑張っても相手ありきなので、相手が修復しようと思わなければかなり難しいのです。

たとえば女性が出産した後に赤ちゃんにかかりきりになって夫をないがしろにしたとする。

もしくは女性が育児や家事を手伝ってくれない夫に愛想をつかしてしまったとする。

「出産後は忙しいし、赤ちゃんの命を守らなければいけないし、新しい生活リズムを作らなくてはいけないし、今はパートナーが最優先事項ではないから仕方ない。」

と、一時的なことだと思っても、後から悪化した関係性を元のラブラブに戻すのは無理、もしくは相当な時間と労力がかかると思っておいた方がいいです。

要するに、一度パートナーとの関係性に手を抜いてしまったらもう戻れません。

結婚後にいざ一緒に生活を始めたら

「自分の常識とまったく違う！」と思うことや、イラっとすることも出てくるでしょう。

たまには相手を罵りたくなったり、自分の方が優位に立ちたくなる時もあります。

でもそこで相手を傷つけたり下に見始めたら、関係性は下り坂を転がり始めます。

もう一度いいますが、一度下り坂を転がり始めたら転がり続けます。いったん止まることはあっても、上ることはできません。

だからパートナーとの関係性維持のためにはずっと努力が必要なのです。

それはコロナによる影響があってもなくても変わりませんが、２４時間顔を合わせなければいけなくなった今のようなときはいつも以上に気をつけなければ本当に戻れなくなるきっかけになりえます。

「いっしょにいるとイライラする。」ではなく

「いっしょにいられて嬉しい。」という関係性をずーっと作っていきましょう。