色々な結婚の形 | 淡路島・徳島の婚活なら結婚相談所ブルーミングマリッジがおすすめ

私が以前勤めていた職場はグローバル企業だったので、

外国人と仕事する機会も多くありました。

一時期一緒に仕事していたのが

ベルギー人とイタリア人でした。

彼らとは普段メールや電話会議で仕事をして、

たまに出張で会っていました。

実際に会う時に聞く、

異文化の話が私は大好きで、

日本との違いに色々驚いていました。

その中でも面白かったのが

「結婚」について。

ベルギー人の男性から、少し前に

「子供が生まれた」と聞いていました。

でも、確か結婚していないと

前は聞いていたと思うけど

「結婚したの？」って聞いたら

「してないよ」と。

日本ではまだまだ結婚してから子供を産む、

もしくは子供ができたなら結婚するのが

普通だと思っていたのでびっくりしました。

じゃあ結婚式もしないの？って聞いたら

「とんでもない！親の世代までだよ」

と、あんな恥ずかしいことしたくない、

という感じでした。

それを聞いていたイタリア人は

「イタリアでは結婚しない人もいるけど、

結婚する人もいるし、半々くらいかなー」

とのことでした。

ちなみにそのイタリア人の女性は

結婚はしていないけど、公にしているパートナーがいました。

私の頭の中では

「結婚しないってことはプロポーズもないの？」

「でも子供を作るのって大きな決断じゃないのかな？」

「どうやって同意を取るんだろう。」

と様々な疑問が。

最近、それの答えになるのかな、ということがありました。

私の日本人の女友達で、アジア系アメリカ人と交際していた子が

妊娠しました。

「妊娠してもいいと思っていたの？」って聞いたら

「うん。子供ができたら結婚しようかと思っていた」と。

「それってプロポーズはないの？どうやってそういう話になるの？」

って聞いたら

「家族になろうっていう話はあったかなー」って。

でもあらたまってプロポーズ、というよりは日々の会話の中で

だんだんそういう話になっていくようです。

この女友達は、交際相手が外国人ではありますが、

こういう話は日本人同士にもあるな、と思いました。

たいていの日本人は法律的な結婚の形をとりますが、

ヨーロッパでは結婚のメリットがあまりないので、

しない人も多いようです。

ただ、日本の場合は特に、子供がいない状態での

「事実婚」はまだまだ普及していないですよね。

先日作家のはぁちゅうさんが事実婚を発表して

話題になりました。

役所に届けをだして、住民票の続柄に「妻（見届）」と

入るそうです。

法律的な結婚は姓が変わることで、

仕事関係の名前をすべて変えないといけないなど、

面倒ですし、

会社の登記上の名前を変える場合には

お金が発生する場合もあるそうです。

人によっては逆に「法律上の結婚のメリットって何？」

という感じでしょう。

事実婚の場合は、子供が生まれたら

またいろいろと煩雑なこともあるようですが、

子供が産めないというわけではもちろんありません。

では事実婚にしろ、法律上の結婚にしろ、結婚に何の意味があるのか？

同棲や、交際とどう違うのか？

私が結婚して一番思うのは、

「二人がパートナーであることを周囲に宣言して、

これから人生を共に歩いていく

家族だと理解してもらう」

ということです。

これは「彼氏がいるよ」という状態とはまったく違います。

休日も、年末年始も、基本的には「家族で過ごす」

という前提がたいていの人の頭の中にあるので、

このシーズンに独身は少し寂しい思いをします。

仕事の選択や子供を作るかどうかなど、

自分の人生に大きく関わることは

一人の問題ではなく二人の問題になります。

常に二人はチームである、とみなされるのです。

彼氏彼女だと、本人たちがチームだと思っていても

周りにはそう思われないんですよね。

ちなみに、周りに結婚している、と思われるのは非常に楽です。

残念ながら適齢期を超えたら結婚するのが当たり前、

という風潮がまだまだありますので、

そうでないと「なぜ？」「まだなんだ」という扱いを受けます。

結婚しているだけで、信頼できる人、と思われることすらあります。

そんなの気にしなくていい、結婚しないのは私の自由、

と思う方はもちろんそれでいいのですが、

そんな周囲の思いをまったく気にしないのは

かなりメンタルが強い人だけでしょう。

はぁちゅうさんは、事実婚の関係は

法律上の結婚とまったく変わらないように見えます。

以前に交際関係を公表していた

セカオワの深瀬さんときゃりーぱみゅぱみゅさんとは

やはり違うように思います。

彼らはあくまで

「恋愛関係に一時的にある、今だけの関係」

と思われていたのではないでしょうか。

二人がチームとして捉えられていたわけではないように思います。

もちろん、周りだけではなく本人同士も結婚することで

「人生を一緒に歩むパートナー」

だとお互いに認識するのは大きなことです。

二人が契約していることで、安心感と心強さが生まれます。

交際関係だったら、いくら口では

「ずっといっしょにいよう」と言っても

女性側は特に安心できません。

今日の話が「結婚って本当に必要？」と

思われている方の参考になれば幸いです。

もし、結婚したいのかどうかよくわからない、という方がいたら

結婚相談所Blooming Marriage（ブルマリ）の無料カウンセリングへお越しください。

必ずしも入会するか決めていなくても、

結婚に対する考え方がクリアになるお手伝いができればと思います。

入会前の無料カウンセリングは、淡路島、神戸、明石方面へ出張いたします。

ちなみに、当相談所ではあくまで法律上の結婚を前提とした成婚を目指しており、

事実婚前提のご紹介は行っておりません。

当相談所で出会った本人同士が事実婚でいい、という場合は

もちろん構いません。